バレエを習うということ 通っているバレエ教室を辞めたいと娘が言い出した時に、その教室の先生から薦められた本です。バレエというとなんとなく高級で、携わっている人たちはその人生のすべて捧げている様なイメージがあります。私としても、これはいつまでも続けていけるものではないなと、辞め時を考えなくては、勉強やほかの事に差しさわりが出るなと考えていたところでした。しかし、この本を読んだ後の結論は、続けさせなくてはいけないなというものでした。娘の人生にとってバレエは必要であると。もちろん、ピアノでも、武道でもよいのですが、娘がバレエと出会い、この本を薦めてくれるような先生と出会えたことを無駄にしてはいけないな、と。娘の人生の方向を決めた本です。私に決断を促してくれた、きわめて重要な本です。バレエに限らず、習い事とはいったい何のためにするものなのか。子供を持つ親がその意義に気づく、あるいは、再確認できる一冊です。
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