犬語の話し方 (文春文庫) 犬のトレーニングを学び始めてこの本に出会いました。単なるマニュアル本には無い面白さに惹かれて、かなり長い本ですが一気に読んでしまいました。愛犬家の観察と幅広い知識を心理学者の視点から見つめ直した内容で、思わず引き込まれてしまいます。
犬と人、犬と猫がお互いのメッセージを誤解してしまう話には、苦笑いしながらも頷いてしまいました。人と人、国と国の関係も似たようなものですね。犬が人の言葉を理解する何分の一も人は犬の言葉を理解できないのは悲しすぎます。もう少し心優しい犬の言葉に耳を傾けることができたらと思いました。
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