電気基礎講座1 プログラム学習による基礎電気工学 直流編アメリカで電気工学の授業を取り、この本(1?6)を買いました。「家庭教師シミュレーション」というプログラム学習にのっとった説明の仕方はすごくわかりやすく、何も知らない全くの初学者でも取っつきやすいです。おそらくこの種の本の中では一番の出来でしょう。
1?6を通して一つ気になったことをあげるとすれば「例題のレベル」ですが、そこは他の参考書と棲み分けをするのが一番です(この参考書では低く設定されています)。複雑な問題を解く場合は手計算だとかなりの時間がかかってしまうので関数電卓(HP 50gやTI-89など)を手に入れるとかなりの時間を節約できますし、グラフ機能を使って周波数ごとの電流、電圧などを簡単に調べることができます。特にHPの電卓の場合ですと合成抵抗やらなんやらはRPNモードで簡単に解けるので便利です。
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