ロータス・エスプリ (NEKO MOOK 1309 ROSSOスーパーカー・アーカイブス 9)1972年にプロトタイプがデビュー、その後1975年から生産に移されたロータスでは本格的スポーツカーがエスプリであった。
このクルマもフェラーリ512BBやランボルギーニ・カウンタックなどのスーパーカーブームの真っ只中にいたのだが、「スーパーカー」と呼ぶには落ち着いている、そんなクルマであった。派手さは無いけども、その高性能ぶりを暗黙のうちに語っていた。1987年には2代目へとスイッチ、改良や新型エンジンを積まれながらも、結局2004年まで生産されたのだった。
さて、そのロータス・エスプリを紹介しているこの一冊、写真も大きく一通りモデルを紹介してくれているのだが、何か物足りない。何故かと思ったら解説が少ないのだ。…また試乗などのインプレッションの記事も殆ど無い。折角のエスプリだけの一冊だと思っていたのだが、これだけは惜しい点だ。
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