日本人の英語 (岩波新書) 日本人が理解しにくい冠詞・単数複数・前置詞などを例に取り、日本語と英語の考え方の違いについて考察した一冊。
ずっとよくわかっていなかった冠詞、前置詞についてスッキリ、とまではいかなくてもかなりわかりやすく、理解の助けになりました。特に冠詞の「a chicken」は、メインが「a」で、「chicken」は「a」にくっついている、という説明は目から鱗。
著者自ら日本語で書いており、「余りうまくない」と謙遜してますが、明らかに不自然な点は特に見当たりませんでした。
奥付の発行年月を見て、この本が20年以上前に発行されたものであることにびっくり。高校の受験生の頃とかに知らなかったのが悔しいです。この頃読んでおけば、英語に対する理解も違ってきたのかなあと思いました。
英語に関わっている方は読んでおいて損はないです。特に、ライティングを強化したい人は是非。
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