図解でわかる ソフトウェア開発のすべて―構造化手法からオブジェクト指向まで私がこの本を購入したのは「2001/02/24」の事でした。
もう9年近くも前の事です。
先日、書籍の整理をしていて久しぶりにこの本を取って読んでみると、とても10年前に書かれた本とは思えない内容に驚いています。
現在のJava言語を多用した開発環境を予見して「オブジェクト指向」についても分かり易く書かれていました。
購入した当時は「開発環境なんてどうなるか分からないのに!」と軽く流していましたが、現在の状況を見ると「先を見越した内容だった」と思うばかりです。
更に言えば、10年前と現在は然程開発手法は進歩していない事も分かりました。
「オブジェクト指向」は何かと「新しい手法」と言われていますが、決して新しいものでもなく、1960年代から提唱されていた考え方だったんですね。
Java言語についても10年前からOSレスなどと騒がれていたようです。
私は開発については詳しくない人間ですが、この本を読んでソフトウェアの開発の目的とその手法の概要がなんとなく理解できた様な気がしています。
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